鹿児島県肝属町にておいしいピーマンの栽培をおこなっております。

ピーマン

鹿児島県肝付町の温暖な気候と、ピーマン栽培に適した黒ボク土に恵まれた土地で、裕和産業は冬春ピーマンを中心に栽培しています。ハウスで丁寧に育てることで、寒い季節でも安定した収量と高品質を保ち、果肉は厚く、苦味が少なく、ツヤのある美しい見た目が特長です。以下では、当園が育てているピーマンの品種や特長について、詳しくご紹介いたします。

鈴波(すずなみ)

「鈴波(すずなみ)」は、東串良町周辺で多く栽培されている冬春ピーマンの代表的な品種です。ツヤのある濃い緑とふっくらした形が特長で、果肉が厚くジューシー。苦味が少なく、ピーマンが苦手な方にも食べやすいと好評です。炒め物や肉詰め、サラダにもよく合い、家庭の食卓でも使いやすい万能野菜。見た目・味ともにバランスの取れた、安心しておすすめできるピーマンです。

鈴波

通年出荷を目指して、次の一歩へ

現在は冬春ピーマンを中心に栽培していますが、今後は夏の時期にもピーマンをお届けできるよう、夏栽培にも取り組んでいく予定です。ハウス栽培を活かしながら、気温や湿度に合わせた管理方法を模索し、年間を通して安定した品質で出荷できる体制を整えていきます。季節にかかわらず、いつでも新鮮でおいしいピーマンをお届けできるようになることが、私たちのこれからの目標のひとつです。

おいしいピーマンができるまで

1. 育苗・準備(5〜6月)

育苗ビニルハウスで苗を約4~5週間育成し、根の状態と本葉の数を確認します。気温や水管理に注意し、健康な苗を育てることで現場での生育に備えます。

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2. 定植(6月下旬〜7月上旬)

育苗した苗を、ビニールハウスへ定植。株間を適切に配置し、通気性と日当たりを確保します。定植直後は潅水を重点的に行い、活着を促進します。

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3. 生育管理(7〜9月)

ハウス内の温度・湿度をモニタリングし、病害虫防除。養分を実に集中させるため、剪定(不要な枝葉の除去)や摘果も実施。肥料は追肥でタイミングよく補います。

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4. 光・風通しの調整(随時)

実に十分光が当たるよう、葉の剪定や側枝の整理を行い、風通しを改善します。日照・風のバランスが、色づき・品質向上のカギとなります。

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5. 収穫期(10月)

実が十分に育ち、色・ツヤ・硬さがそろったら収穫のタイミングです。一つひとつ手作業で丁寧に収穫し、鮮度を保ったまま出荷へ。鈴波は果肉が厚く、苦味が少ない食べやすさが魅力。冬春の市場に向けて、安定した品質と供給を心がけています。

新鮮なピーマンをお届けするために

私たちは、おいしい野菜をできるだけ新鮮な状態でお届けすることを大切にしています。そのため、毎朝収穫した野菜はその日のうちにトラックでJA農協へと出荷。時間をかけずに市場へ届くよう心がけています。畑で育った野菜たちが、みずみずしさを保ったまま食卓に並ぶよう、日々の栽培や収穫も丁寧に行っています。皆様に「また食べたい」と思っていただけるような、安心でおいしい野菜づくりにこれからも取り組んでまいります。

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